上村さんについて

- 氏名:上村 匡
- 性別:男
- 趣味:映画鑑賞(広い意味でのアクションを含む、濃厚な人間ドラマを好む)、歌番組「のど自慢THEワールド!」(大好き!)、読書(ただし最近はほとんどご無沙汰している)。塩野七生が描いたハンニバルや、司馬遼太郎が描いた韓信に魅かれる。時代が下れば、「コンバット」のサンダーズ軍曹、さらには「CSI:マイアミ」のCSIチーフ・ホレイショ・ケインが如くありたいと切望する。10年ぶりに聞いた中島みゆきの歌の一節「土砂降りの一車線人生」との表現が、自分のことを言い得て妙と感じている。
- 受賞歴:第1回(平成16年度)日本学術振興会賞
「多細胞体構築を支える細胞極性を調節する遺伝プログラムの研究」
第26回(平成21年度)井上学術賞
「多細胞システムの機能発現を支える細胞極性化の調節機構」 - Editorial board of:
Developmental Cell
Genes to Cells
Developmental Dynamics
Scientific Reports
- Human Frontier Science Program (HFSP) の Council of Scientists (COS) (2016-2018)
- 上村さんがテルモ生命科学芸術団体のインタビューに答えました(17/8/26)。https://www.terumozaidan.or.jp/labo/interview/48/index.html
- ライフワーク:日本分子生物学会の学会誌 Genes to Cells の編集幹事として、編集長やデザイナーの方々と共同して、表紙のデザインを考え続けること。Genes to Cellsの表紙は、日本の伝統絵画の中に生命科学の遊び心を加えたデザインを2011年から採用しています。毎月ネタ切れの恐怖と闘いながら、新しいデザインをひねり出しています。新しいデザインのアイディアは随時募集していますのでtauemura■lif.kyoto-u.ac.jp(■は@に、全角の.は半角にしてお送り下さい)までお寄せ下さい。採用させて頂いた場合には、謝辞にお名前を掲載させて頂く事があります。過去の表紙のギャラリーは以下でお楽しみ下さい。
http://www.mbsj.jp/gtc/cover_gallery.html
もちろん、論文の投稿もぜひよろしくお願いします!
学歴抜粋
- 昭和53年3月
- 大阪教育大学付属高等学校平野校舎を卒業
- 昭和53年4月
- 京都大学理学部入学
- 昭和57年3月
- 同大学卒業
- 昭和57年4月
- 京都大学大学院理学研究科修士課程生物物理学専攻入学
指導教官:柳田充弘教授(現・OIST) - 昭和62年3月
- 同大学院博士後期課程修了
学位申請論文タイトル:DNAトポイソメラーゼの細胞機能と遺伝子の研究
職歴抜粋と研究テーマ
- 昭和62年5月
- アメリカ合衆国カリフォルニア大学サンフランシスコ校生理学教室Yuh Nung Jan 教授の研究室にポストドクトラルフェローとして所属。
研究テーマ- ショウジョウバエ末梢神経系の非対称分裂を制御する遺伝子numbの発見とその解析(原著論文1)
- 平成元年5月
- 京都大学理学部生物物理学教室竹市雅俊教授(現・理研CDB)の研究室に助手として所属。
研究テーマ- プロテインフォスファターゼをコードするショウジョウバエ遺伝子 twins の発見と、パターン形成における役割の追究
- ショウジョウバエのカドヘリンスーパーファミリーの同定と機能解析
- 細胞レベルまたは組織レベルでのパターン形成に関わる新規遺伝子の探索
- 平成9年10月より3年間
- 科学技術振興事業団・さきがけ21「素過程と連携」に兼任で参加
研究課題名- 神経突起のパターン形成におけるシグナリン・O機構
- 平成11年4月
- 京都大学大学院生命科学研究科助教授
- 平成11年8月
- 京都大学ウイルス研究所遺伝子動態調節研究部門分子遺伝学研究分野教授
- 平成12年11月より5年間
- 科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業(CREST)「生物の発生・分化・再生」に採択
研究テーマ- 単一細胞レベルのパターン形成:細胞極性の制御機構
- 平成15年から
- Developmental Cell の associate editorを務める
- 平成16年5月
- 京都大学大学院生命科学研究科教授(細胞認識学分野)
- 平成17年
- 第1回日本学術振興会賞受賞「多細胞体構築を支える細胞極性を調節する遺伝 プログラムの研究」
- 平成22年
- 第26回井上学術賞受賞「多細胞システムの機能発現を支える細胞極性化の調節機構」
- 日本分子生物学会学会誌 Gene to Cells の associate editor を務める
- 第43回日本発生生物学会・大会長を務める
- 平成24年度-25年度
- 文部科学省研究振興局 科学官
- 平成27年より
- Scientific Reports の Editorial Boardメンバー
- 平成28年から令和元年
- HFSP(ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム)Council of Scientists
- 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム国内連絡委員会委員
- 平成30年より
- 公益財団法人東洋紡バイオテクノロジー研究財団評議員
- 令和2年12月
- 第43回日本分子生物学会年会(MBSJ2020 Online)年会長を務める
今日に至る。
所属学会等
- 日本分子生物学会
- 日本発生生物学会
- 日本神経科学会
- 日本細胞生物学会
- American Society of Cell Biology
- The Society for Neuroscience